訪問診療費(1割負担、2割負担、3割負担)
- 費用の内訳(1ヶ月の費用の場合を掲載しております)
- 在宅医療は月2回診療にお伺いします。
医療保険
※単一建物居住者1人に対して在宅医療を行う場合の費用です
※下記の表は左右にスクロールできます
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|---|
在宅時医学総合管理料※1 | 4,500円/月 | 9,000円/月 | 13,500円/月 |
厚生労働大臣が定める状態の場合※2 | 5,400円/月 | 10,800円/月 | 16,200円/月 |
+ | |||
診察料 | 890円/月 | 1,780円/月 | 2,670円/月 |
その他、初診料(初回のみ)、緊急往診料、電話再診料など | |||
+ | |||
検査・処置 | 血液検査 尿・便検査 心電図 尿道カテーテル交換 点滴・注射 褥瘡処置 など | ||
+ | |||
管理料 | 在宅酸素 胃瘻 インスリン 中心静脈栄養 ターミナル など |
介護保険
※単一建物居住者1人に対して在宅医療を行う場合の費用です
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|---|
居宅療養 管理指導 | 590円/月(295×2回) | 1,180円/月(590×2回) | 1,770円/月(885×2回) |
※1 『在宅時医学総合管理料』
在宅で定期的な訪問診療を利用している方が、夜間や休日の体調の急変したときに、緊急往診・他の専門医・病院の紹介を受けられる24時間の体制を維持するために必要な費用です。
※2 厚生労働大臣が定める状態
以下の1または2に該当する場合には、「厚生労働大臣が定める状態」となり、在宅次医学総合管理料が上記表のように異なります。
(1)以下の疾患等に罹患している状態
末期悪性腫瘍
スモン
難病法第5条第1項に規定する指定難病
後天性免疫不全症候群
脊髄損傷
真皮を超える褥そう
(2)以下の状態の方
在宅自己連続携行式腹膜灌流を行っている
在宅血液透析を行っている
在宅酸素療法を行っている
在宅中心静脈栄養法を行っている
在宅成分栄養経管栄養法を行っている
在宅自己導尿を行っている
在宅人工呼吸を行っている
植込型脳・脊髄刺激装置によって疼痛管理を行っている
肺高血圧症であり、プロスタグランジンI2製剤を投与している
気管切開を行っている
気管カニューレを使用している
ドレーンチューブ又は留置カテーテルを使用している
人工肛門又は人工膀胱を使用している
自己負担金の目安
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|---|
70歳以上 | 約6,500~18,000円/月 | 約13,000~18,000円/月 | 約19,500~上限なし/月 |
69歳以下 | ー | ー | 約19,500~上限なし/月 |
居宅療養管理指導サービス
居宅療養管理指導サービスとは、医師、歯科医師が中心となりながら、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士といった各分野の専門家がご自宅や入居施設を訪問し、健康管理のアドバイス・指導を行う介護サービスです(介護保険が適用されます)。
主に、訪問診療で訪問したときに同時に行います。具体的には、以下のようなサービスが、居宅療養管理指導にあたります。
- 薬剤師による薬の飲み方指導、管理指導
- 管理栄養士による栄養指導、調理方法のアドバイス
- 歯科衛生士による口腔チェック、ブラッシング指導、入れ歯のお手入れ指導・管理指導、嚥下機能の維持のためのアドバイス
注意事項
- 交通費は不要です
- 初診月は初診料が必要になります。
- 公費負担医療証をお持ちの方、介護度の変更があった方は、必ずご連絡ください。
お支払い方法について
1か月分を口座引き落としさせて頂きます。
訪問診療のよくある質問
訪問診療は月2回以上と決まっているのでしょうか?月1回でも可能なのでしょうか?
お身体の状態が安定している場合には、月に1回の訪問に留めることも可能です。
ただ、月に1回の訪問では、在宅時医学総合管理料の算定ができませんので、時間外の電話再診や、臨時の往診が受けられなくなります。
そういった万が一に備えたサービスが受けられるよう維持するためにも、できる限り、月2回以上のご利用をおすすめします。
訪問診療の日時指定はできるのでしょうか?
はい、可能です。ただし基本的には、最初に決めた曜日・時間での訪問を継続していくということなります。ご用事などでそのときだけ変更するということも可能です。
現在入院しているのですが、退院後すぐに訪問診療に来て頂くことは可能でしょうか?
入院中にご連絡いただけましたら、退院後すぐに訪問診療を開始することが可能です。退院直後は患者様もご家族も戸惑われることが多いかと思いますので、退院が決まっておられる場合には、ぜひご検討ください。ご相談が早めであれば、退院初日にお伺いすることも可能です。
定期訪問の日程以外や夜中に症状悪化した場合はどうすればいいのでしょうか?
まずはすぐに当院にお電話ください。様子をお伺いし、ご本人様やご家族様による対処法をお伝えします。必要と判断したときには、往診を行います。
最期は自宅で過ごしたいという妻の願いを叶えてあげたいのですが、診療をお願いすることは可能でしょうか?
はい。患者様本人様の痛みや不快感などの軽減といった緩和ケアや看取りケアも行っております。あわせて、ご家族様の肉体的・精神的ご負担を軽減できるよう、医療・サポートを提供させていただきます。
他の医療機関には受診してはいけないのですか?
そのようなことはございません。訪問診療などの在宅医療を受けながら、他の医療機関を受診していただけます。各医療機関・施設と連携を取り、より良い医療をお届けします。
在宅医療でも痛みの緩和は可能でしょうか?
はい、可能です。在宅医療でも、病院・クリニックのものと同等の痛みの緩和処置が受けられます。
一人暮らしなどの薬を配達してもらいたいのですが…
配達が可能な調剤薬局をご紹介しますので、ご安心ください。なお、その場合は処方代の他、別途配達代(500~1,000円程度)が必要になります。